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屋久島縦走一泊二日キャンプ
(淀川登山口~白谷雲水峡)
淀川登山口から九州最高峰の宮之浦岳、縄文杉、白谷雲水峡の太鼓岩から苔むす森へと続く縦走路は、屋久島の魅力を詰め込んだ最高の登山コースです。花崗岩の巨石があちこちに転がる独特の山岳地帯から屋久杉の立ち並ぶ深い森まで、二日間で景色がどんどん変わり飽きることがありません。登山道は険しいところもありますが、ガイドが安全にご案内しますので百名山への挑戦が初めてでも安心してご参加頂けます。屋久島が初めての方もリピーターの方も、たっぷりと登山の楽しさを味わって下さい。




深い山の中、淀川登山口から旅の始まりです
縦走コースの起点は通常淀川登山口です。安房の街から約40分狭い車道を登っていくことで、すでに1,400mの高所に来ています。車を降りるとひんやりとした朝の空気が身を引き締めてくれます。これから始まる長い登山の前に朝ごはんとトイレを済ませましょう。
登山口から屋久島一美しい清流、淀川へ
登山口から一時間ほど歩くと、淀川小屋に到着です。ここまでは高低差が少なく、足慣らしといったところ。すぐそばを流れる美しい淀川を見てしばし休憩しましょう。まだ時間に余裕がうちは、早速コーヒータイムにしてもいいかもしれません。




日本百名山、宮之浦岳
島の中心部に位置するのが標高1,936m、九州最高峰の宮之浦岳です。登山口からの高低差は500mほどですが、歩行距離8.5kmも離れているので途中の道はアップダウンの連続です。お昼すぎにようやく到着すると、もう景色を遮るものはありません。巨岩の転がる山々、水平線まで広がる海、刻一刻と姿を変える雲、とここまでの苦労が報われるような光景を目にするでしょう。しばし山頂で休憩した後は、足元に広がる森へと再び足を踏み入れます。宿泊地の新高塚小屋まではあと約3時間。気を引き締めて頑張りましょう。




縄文杉も人気のない時間に堪能
定員40名の広々とした新高塚小屋で一晩過ごした翌日、朝ごはんを食べて少し早めに出発します。1時間も山を下ると現れるのが、推定樹齢7200年の縄文杉。ここまでの道中にたくさんの屋久杉を見てきましたが、比べ物にならない迫力です。縄文杉付近が混雑するのはお昼近くになってから。ほとんど人のいない縄文杉とゆっくり対面しましょう。時間の許す限り、気のすむまで、お時間をお取りします。(お客様の体力次第で、朝日に輝く縄文杉もご案内できます)




概要
歩行距離: 約24㎞
歩行時間: 一日目約9時間/二日目約11時間
難易度: ★★★★★
ホテル出発: 午前4時30分頃
ホテル帰着: 午後5時頃(二日目)
料金(貸切ガイド・税込み)
1名様: 140,000円
2名様: 150,000円(75,000円)
3名様: 180,000円(60,000円)
4名様: 200,000円(50,000円)
※()内はおひとり様あたりの料金です
※送迎料金、タクシー料金、山岳保全協力金が含まれています
Kichikin Trek 屋久島のキャンプツアーは
●現地での追加料金一切不要。
→ホテルから登山口への送迎、シャトルバス代金、山岳保全協力金等は全てツアー料金に含まれております。
●寝袋や登山ザック等、キャンプに必要な道具を無料レンタル。(詳細は下記参照)
→ツアー前日に空港又は港からホテル送迎・出発時間等打ち合わせ+レンタルセットをお渡しします。
※ご希望の方は屋久島到着後、3~4時間の島内周遊観光へご案内致します。(追加料金10,000円)
服装
登山靴、雨具(上下別れたもの)、ザック、防寒着、運動に適した服(化繊のジャージ等)
※こちらのコースはハイキングではありません。スニーカーやビニール雨具ではなく、適切な登山の装備をご用意下さい。詳しくは、こちらのリンクをご覧下さい。
キャンプ用のお泊りセットを無料レンタル!
一泊二日のキャンプには、日帰りツアー以上に様々な道具が必要です。
Kichikin Trekでツアーお申込みのお客様は、山中泊に必要な9点セットを無料でご利用頂けます。
・ザック+レインカバー(40Lサイズ)
・寝袋(montbell製ダウンハガー800#3)
・インナーシーツ(清潔&快眠をお約束)
・マット(montbell製U.L. コンフォートシステム エアパッド 180)
・ドライバッグ(着替えや寝袋も濡れずに安心)
・折りたたみ傘(montbell製トレッキングアンブレラ)
・トレッキングポール(足の負担を大幅に軽減します)
・ヘッドライト(夜の山では必需品)
※トレッキングシューズ、レインウェアはサイズが多岐にわたるため弊社では用意しておりません。
ご自身でご用意頂くか、島内のレンタルショップをご利用下さい。
山岳保全協力金について:
屋久島では登山道のトイレ及び山小屋の使用料は無料ですが、その運営は全て皆様から頂く協力金によって賄われています。支払いは任意ではございますが、世界遺産屋久島の自然環境を守るため、皆様のご協力をお願いしております。
山中泊では中学生以上2,000円です。(任意・一人あたり)→ツアー料金に含まれています
送迎について:
全てのツアーで宿からの送迎は無料です。ただし宮之浦~安房以外の地区にご宿泊の場合、ツアー料金が異なります。
詳しくはこちらをご覧下さい。
宿泊地について:
新高塚小屋(定員40名)、又は周辺でのテント泊です。小屋が満員時もしくはお客様のご希望に応じて、ガイドがテントをご用意します。森の中で一夜を過ごす、非日常をお楽しみ下さい。
その他:
大雨警報が発令された場合、又悪天候によりガイドが危険と判断した場合はツアーの催行を中止致します。また台風による飛行機の欠航等お客様のご都合以外でツアー実施が不可能な場合も、キャンセル料は発生しません。
なおキャンセル規定については下記の通りです。
・31日前まで・・・無料
・30日前~21日前・・・ツアー代金の30%
・20日前~11日前・・・ツアー代金の50%
・10日前~2日前・・・ツアー代金の70%
・前日~出発当日・・・・・ツアー代金の100%
Kichikin Trekの山ごはん
キャンプツアーでは、一日目の夕食・二日目の朝食・昼食をガイドがご用意致します。キャンプ好きのガイドが作る美味しい食事を山中でもお楽しみ下さい。
※一日目の朝食・昼食はお客様自身でご準備をお願いします。(宿でお弁当の注文ができます。またはパンなどをご用意下さい。
山メシメニュー(2023年春~夏)
一日目夕食
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鯖節と水菜、レッドオニオンのサラダ
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屋久島カレーと炊きたてご飯
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ドリンク(コーヒー・カフェオレ・ココア etc.)
二日目朝食
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鯖節入り海鮮ニラチヂミ
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水菜サラダ
二日目昼食
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フレンチトースト
※上記とはメニューが異なる場合もございます
※メニューに関するリクエストや好き嫌い、又はアレルギー等は事前にお知らせ下さい
新高塚小屋ってどんなところ
縦走の中継地となるのが標高約1,400mに位置する新高塚小屋です。高塚小屋に比べると作りは古いものの、室内は広々としてゆったり過ごせます。近くに水場があることや水洗トイレが設置されていたり、外に食事用のテーブルがあることなど高塚小屋よりも快適な山小屋と言えるでしょう。

板敷の室内。定員は40名と高塚小屋に比べてかなり広い。

森に囲まれているため周辺は風が通りにくい。

玄関前には準備をしたりのんびりするスペースが。

圧迫感のない室内は混雑していなければ快適にすごせる。

テントスペースも広々。

水場もすぐそばにある。

水洗トイレと汲み取り式トイレ。

小屋から縄文杉まで片道1時間~1時間半。宮之浦岳までは3時間~4時間くらい。