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光の差す朝は



連日晴れの日が続きます。


ガイドとして縄文杉に行くと、朝7時前に登山口を歩き始め30分ほどで森に光が差し込んできます。

往復で10~11時間歩く縄文杉トレッキングではまさに日の出から日没まで、ずっと森の中にいることになるのですが、光の加減や苔の湿り気など刻一刻と森の表情は変化していくのです。


朝日に照らされ黄金色に輝くトロッコ道も、頭上に日が昇り薄暗い影を落とす縄文杉も、午後の強い日差しによってエメラルドグリーンに染まる安房川も全て、登山客の記憶に残る印象深い光景です。


太陽の動きと共に変化する光は様々な景色を見せてくれますが、特に好きなのは朝の時間帯。


空が晴れ渡り光の差す朝は、ただただじっと森に見とれていたくなります。

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