
2月の屋久島

2月は登山道が雪や氷に覆われ、最も気象条件の厳しい時期です。
しかし適切な装備があれば、澄んだ冬の空気や一段と透明度が増した川の色を楽しむことが出来ます。
天気予報をしっかりと確認し、荒れた天候の日にはなるべく山へ入らないようにしましょう。
縄文杉・白谷雲水峡(標高600m~1300m付近)
【2月の気温:1℃~11℃】
天候が荒れやすいので事前の情報収集が欠かせません。
たとえガイドツアーに参加するとしても適切な装備がなければ事故に繋がります。
登山靴、レインウェアに関しては特に登山専用のものが必要になるため、初心者の方はレンタルショップを活用しましょう。
また日中もフリースやレインウェアを着ながら行動することが多いでしょう。防寒着は軽くて収納しやすいものを用意して下さい。


淀川登山口~宮之浦岳(標高1400m~1900m付近)
【2月の気温:-3℃~7℃】
1月下旬~2月は完全な雪山の世界となり、多い年には2~3m以上雪が積もります。
また標高1,400mの淀川登山口に行く場合、道路の凍結にも注意が必要です。タイミングが悪く道路通行止めになれば、里まで歩いて下山しなくてはいけません。(淀川登山口から屋久杉自然館まで約20km。)
積雪情報については屋久島観光協会に問い合わせをして下さい。
※冬季の宮之浦岳ツアーはございません。


【2月ツアーの服装】
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ベースレイヤー(速乾性の長袖Tシャツ)
冬に綿素材の下着は厳禁。必ず化繊かウールのシャツをベースに着ておきましょう。
※ヒートテック厳禁。
メリノウール長袖丸首シャツ(ワークマン)
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ソフトシェル(薄手の長袖シャツ、ウインドブレーカー、化繊のパーカー等)
日によっては温暖で気温が10度以上になることもあるため、行動着として持っていると便利。
ブロックフリーストレッキングハーフジップ(ワークマン)
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防寒着(フリース又はダウン)
冬の必須装備です。休憩時や昼食時にさっと取り出して羽織ります。
※キャンプツアーではフリースとダウンの2枚を用意しましょう。
ファーリーフリースフルジップジャケット(ユニクロ) or ウルトラライトダウンジャケット(ユニクロ)
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ロングパンツ
中厚手の暖かい登山用パンツがお勧め。薄手のパンツしかない場合、下にタイツを履きましょう。※ジーンズ厳禁。
エアロストレッチ ウォームクライミングパンツ(ワークマン)
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タイツ
1000円くらいの安物でもよいので、裏起毛・極厚極暖かつ化繊素材の暖かいものを。
ウォームボアタイツ(ワークマン)
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レインウェア上下
必ず登山用の上下に分かれたレインウェアを用意して下さい。
ベルグテックEXストームセイバー(ミズノ)
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ゴムスパイクまたはチェーンスパイク
12月~2月は木道の凍結や積雪によって非常に滑りやすくなるため、これも冬の必須装備です。弊社では無料レンタルでご用意しております。
イージースパイク(モンベル)
【2月のおすすめツアー】
縄文杉一日トレッキング
白谷雲水峡一日トレッキング
ヤクスギランド一日トレッキング