
3月の屋久島

屋久島の登山シーズンは3月から始まります。
里の気温は20度近くなることもありますが、山中はまだひんやりとした空気の中で快適な登山ができるでしょう。
ただし3月上旬はまだ登山道の雪や凍結が残っていることがあるので充分に注意して下さい。
縄文杉・白谷雲水峡(標高600m~1300m付近)
【3月の気温:3℃~14℃】
まだ登山客は少ない時期なので、ひんやりした空気の中でゆっくりと登山が出来るでしょう。シーズンが始まったとはいえ、急に寒波が来れば冬の寒さとなるため油断はできません。
白谷雲水峡の苔むす森までなら比較的温暖ですが、太鼓岩や縄文杉まで行くのであれば気温は低いです。せっかくの屋久島で辛い思いをしないように、登山用のレインウェアや防寒着等をしっかりと用意しましょう。


淀川登山口~宮之浦岳(標高1400m~1900m付近)
【3月の気温:-3℃~9℃】
暖かい日が続けば早めに雪は解けるものの、山頂付近は風が強く体感気温は氷点下となるでしょう。まだ初心者が気軽に行ける時期ではないので、経験者に同行するかガイドツアーに参加するのが安心です。
服装・装備に関しても登山用の適切なものを選ぶ必要があります。


【3月ツアーの服装】
-
ベースレイヤー(速乾性の長袖Tシャツ)
綿素材のシャツは汗をかくと冷えるので化繊素材のものが必須。
ドライEXクルーネックT(ユニクロ)
メリノウール半袖丸首シャツ(ワークマン)
-
ソフトシェル(薄手の長袖シャツ、ウインドブレーカー、化繊のパーカー等)
まだ寒い時期なのでレインウェアで代用可能ですが、透湿性の高いソフトシェルがあると行動着として重宝します。
ブロックフリーストレッキングハーフジップ(ワークマン)
-
防寒着(フリース又はダウン)
標高の高い場所では日中でも寒くなります。休憩時や昼食時にさっと取り出せるよう準備しましょう。
※キャンプツアーではフリースとダウンの2枚を用意して下さい。
ファーリーフリースフルジップジャケット(ユニクロ) or ウルトラライトダウンジャケット(ユニクロ)
-
帽子、手袋
暖かいニット帽や防水の手袋がお勧め。
防寒テムレス手袋(ワークマン)
-
ロングパンツ
中厚手の暖かい登山用パンツがお勧め。薄手のパンツしかない場合、下にタイツを履きましょう。
※ジーンズ厳禁。
エアロストレッチ ウォームクライミングパンツ(ワークマン)
-
タイツ
3月上旬まではまだまだ寒いのであると安心。キャンプツアーでは厚めのものを。
メリノウール ロングタイツ(ワークマン)
-
レインウェア上下
必ず登山用の上下に分かれたレインウェアを用意して下さい。
ベルグテックEXストームセイバー(ミズノ)
【3月のおすすめツアー】
縄文杉一日トレッキング
白谷雲水峡一日トレッキング
縄文杉と白谷雲水峡
一泊二日キャンプ